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posted by いしだま
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音は踊る
野原の緑色の柔らかい棘に倒れこんでは
海風という圧力差が耳に鳴り、撫でては
空の青にとける白の透明さに驚いては
山の曲線に這う様に手を沿えはぐれては
人という分子の衝突が起こすさまざまな熱量に浮かされては


強く押し出されるものがある。





何故これを抑えて生きていかなければいけないの?
息苦しさに喘ぎ問いかけても答えはない。
幼き頃より置き去りのままの心。



なかったことにするため押し込み続けるクローゼットは
いつか溢れかえる

叫びはあふれ返り反響し僕を犯す
塞いでも塞いでも耳から捻りこんできて
体を逆流し血肉を使い暴走する


僕はまるで
マタドールのいない暴れ牛だ
突き上げる熱に我を忘れ、急かされ
目の前の虚空を
クローゼットの壁を
突き上げては傷つく



あぁ、そういえば僕はあの絵が怖かった
僕のことみたいで怖かった

耳を塞いでも塞いでも救われはしないあの人










暴れる牛をなだめすかし
音を与えれば
叫びは音階というマタドールと軽やかに舞う
ひらひらと踊り、そしていつか力尽き横たわる

それが僕のうたになる



いつもうたをうたうように生きていけたらどんなに素晴らしいだろう。

そうすれば僕はもう
彼らを恐れずに開け放つことができるのだから。
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posted by いしだま
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