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posted by いしだま
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この夕暮れを愛す
咳きこむ真冬の一日

世間ではとおに流行していたらしい流感が
ぼくの体の中にも流れてきたらしい



息苦しく過ごし
気が付けば眠っている


目が覚め
乾いたスポンジを浸すかのごとき勢いで喉を鳴らし
しかしやはり息苦しい
気が付けばまた眠っている


寝苦しく目覚め
見上げたら
窓から空

明るいオレンジで満ちて
あふれているのにこぼれない波打ち際みたいだ

スカスカのぼくの窓にもそれは届く



もう今日が暮れていくなぁ



変な夢を見たんだ
熱に浮かされていたのかも知れないんだ

もうぼくには
あの頃のように体任せのままに生きることは出来ないんだ



すとんと落ちた
今まで
そしてそれがぼんやり示す
これから




今日を思い返す

なにもできなかったな
ぼくが思い描いていたあれやこれ

でもさ
本当の意味では
なにも叶ってなんていやしないんだ
願いはいつも進むたびに
少しずつずれていくから

振り返ればそれは
あっちにもこっちにも転がってる
たくさんのきらびやかな
からっぽのギフトボックス


中身はいつも
形を変えながら
デコレーションなんていらないくらい
僕の中

たとえばスカスカのスポンジのときでもそれは





思い描くことのなかった時間が
ぼくに積もって
今日が終わっていく

見送ろう
心ゆくまで

ゆっくりゆっくり
すべては暮れていくのだから



さらば、太陽
さらば、夕暮れ

手を振りながら
だけれどもここで呼吸は続く

汗で湿ったパジャマを
着換えよう
敏感になってる肌には
少し刺激的



地球が回る
ぼくらが名づける

日々
新しくなることは
なんども繰り返すことだ



うん

うん

そうだね

鼻水をすすりながら
一日分、年老いる
それを告げる太陽

この夕暮れを愛す
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posted by いしだま
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